諦めかけていた中央ヨーロッパの旅を終わって、世界史で習っていた事があまり身に着いていなかった。
実際にボヘミアの大地に降り立つと、見えて来るものがあり納得できる。
ヨーロッパの都市は城壁で囲まれていたのはこういうためなのか。争奪戦ばかりではなく、異なった文明が混ざり合い、
そこに新たな文明が発祥する。そして人々は苦難にもめげず密かに立ち上がって行った。
旅は非日常を体験できる良い機会だと教えてくれた。成る程あくせくとしていた自分が少し立ち止まって、
深呼吸をする機会でもある。
特に中欧ヨーロッパは社会主義体制の下、経済発展が緩やかであったため、幸い中世の遺産がそのまま残っていた。
今まで体験したことも無い感動を私達に与えてくれた。とても感慨深い旅でした。
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